解体工事で失敗しないためにPOINT

POINT

解体工事で失敗しない5つのポイント

必ず現場を見てもらいましょう。

解体工事で決まった坪単価というものはありません。10の現場があれば見積り金額は10通りで全て違います。(例:残置物がある、ない。アスベスト材がある、ない。道の幅が広い、狭いなど)ですので、必ず現場を見てもらってから見積りを出してもらいましょう。ネットや広告などで「坪30単価で工事可能」などの見出しをよくみかけますが、それだけに惑わされないようにしましょう。

見積もり時期を早めに設定しましょう。

見積もりを取る時期ですが、やはり直前になってしまうとスケジュールが組めなく入れないケースもあります。また、引越しなどの退去する費用(解体費用以外)もそれなりにかかってきますので、2~3ヶ月位前までにはしっかり現場を見てもらい見積もり提出してもらいましょう。

工事範囲を明確にしましょう。

解体工事の見積もりを取る際に、まず工事範囲を明確にしましょう。建物の大きさを明確にするために、図面・登記簿謄本・評価証明書等を出来るなら準備しましょう。ない場合は現地にて立会いの上、計測を行いましょう。またトラブルを避けるため、解体工事までに隣地との境界を確定しておきましょう。

トラブル回避の為に文書に残しましょう。

現地調査(立会い)で決まった確認事項は、文書にして残しておくことをお勧めします。こうすることで、「言った、言わない」などのトラブル回避にもつながります。

マニフェストの確認をしましょう。

解体工事で発生したゴミを正規に処理したという記録を残す物がマニフェストです。これは排出事業者⇒解体業者⇒運搬業者⇒処理業者までの流れを記録・保存し不法投棄・不法処理などないようにするための書類です。処理費用を抑えるために不法投棄をする業者が後を絶ちません。工事後にこのマニフェストを提出していただけるか確認しましょう。